BUGRIGHT typography

まず、アルバムコンセプトである「間違いと言われようが、正解にするかどうかは結局その人次第」に対して分析するところから始まりました。
ある人からは「異常＝バグ」だと認識されているものが、他の人からは「正常＝ライト」かもしれない。そんなことが生きていく中では多いと推測。 その観点から、ジャケットを「異常に見えるBUGバージョン」と「正常に見えるRIGHTバージョン」の2種類制作することに決定し、制作を進めました。
BUGバージョンでは全く歌詞が読み取れないようにし、異常だと思っている人の偏見・認知バイアスなどをグリッチで表現しています。RIGHTバージョンではBUGバージョンにあったグリッチが消え、歌詞全体がわかることで、正しさ・正当性を強調。それぞれの見え方に工夫を凝らしています。
最終的に２つを見比べた時、どちらを正解とするかはその人次第である、というアルバムコンセプトを見返してもらい、その新鮮さを味わえるようにしたジャケットになっています。