The World Heritage

  • Graphic Design

『セルース猟獣保護区』の問題を提示したイラスト

世界遺産の魅力・時事問題を提起したポスターです。象の保護区として有名ですが、象牙密売を目的とする密猟が問題となった『セルース猟獣保護区』を題材として取り上げました。

コンセプト

象牙密売を目的とした密猟が『セルース猟獣保護区』では問題となっていたため、象牙をモチーフとした課題へのアプローチができないか考えました。 そこで、象の密猟を森林伐採と重ね合わせることで、「保護区に植えられた樹木の伐採=保護区にいる象の密猟」と課題として認識できるのではないかと考え、制作を始めました。
象牙が仮に木だとするなら、切られた後の切り株が残っていることで密猟の存在を推測させることができると考え、伸び切った象牙と切られっぱなしの象牙を配置しています。象牙とわかるように質感は水彩絵の具で色塗りを工夫しています。

制作フロー

  • Process01

    企画・設計

    2日(4時間)

  • Process02

    下書き

    1日(1時間)

  • Process03

    本描き

    3日(10時間)

  • Process04

    色塗り

    2週間(20時間)